庭木としてもよく見る『ユスラウメ』。中国の原産、バラ科サクラ属の落葉低木です。
春頃に梅に似た花を咲かせて、透明感のある真っ赤なかわいらしい実をたくさんつけます。
青梅は生食すると毒だっていうし、ユスラウメも毒性があるんじゃないの?
そう思ってずっと食べないできたんですが、ユスラウメに毒性はなくおいしく食べられるそうです。
ただし、食べる上での注意点もあるので詳しく紹介していきたいと思います。
- ユスラウメの毒性の有無、食べるときの注意点
- 生で食べるとどんな味?
- おすすめのレシピ
ぜひ最後までご覧ください。
ユスラウメって
ユスラウメは中国原産の植物で、江戸時代には日本でも栽培されるようになったそうです。
当時は桜桃と呼ばれていましたがサクランボと区別するため、ユスラウメ(朱桜)とよばれるようになりました。
耐寒性にも耐暑性にもすぐれていて、雪の多い地方でも植えることができます。
初夏には透明感のある真っ赤な実がたくさんみのります。
皮がうすく輸送にむかないので、市場には出回りません。
たわわに実る甘酸っぱくておいしい実は、収穫したらすぐに食べるか、ジャムなどに加工しないとすぐ悪くなってしまいます。
生で食べるとどんな味?
ユスラウメを生で食べると、さっぱりした甘味と弱い酸味が感じられるそうです。
食べた人に感想を聞くと野性味のある味で、「子どもの頃に遊びながら食べたことはあるけど、大人になった今は食べなくてもいいかな」と話していました。
サクランボに似た味ともいわれますが、酸味や甘味が控えめで、一粒だとわかりにくいかもしれません。
ユスラウメの毒性や危険性について
ユスラウメに毒性はありません。
実は生でも食べられる安全な植物です。たわわに実り収穫もカンタンに取る事ができます。
美味しく食べられるけど、食べ過ぎ注意
ただし生のユスラウメは食べ過ぎるとお腹をこわすと言われていますので、食べ過ぎには注意しましょう。
たわわに実るユスラウメ、ついつい食べ過ぎてしまいそうですが生で食べるときは気をつけてくださいね。
ユスラウメは日持ちもしないので、美味しく食べるならジャムなどに加工して食べるのがオススメです。
ユスラウメのジャムのレシピ
ユスラウメは生食もいいですが、加工して食べるとさらに美味しくいただけます。
SNSにもユスラウメのジャムが投稿されていますが、どれも色鮮やかなで美味しそうです。
私が食べたユスラウメのジャムはいただきものだったんですが、つくってくださった方が参考にしたレシピをのせておきます。
甘酸っぱくて美味しいジャムでした
つくった方いわく、「種をとるのがちょっと手間だった」とのことでした。
まとめ
- ユスラウメは毒性なし、美味しく食べられる
- ただし生で食べるときは食べすぎ注意
- ユスラウメの実は日持ちしないので、加工するのもオススメ
ユスラウメが食べられるのかどうか、ずっと気になっていました。
娘がいろいろ拾ったりつまんだりする今、あらためて調べてみたのですが安心して庭に植えられる植物であることが分かりました。
現在アパート暮らしで庭木は楽しめませんが、ユスラウメをみつけたら娘と食べてみたいです。
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